大学入試数学過去問
東京大学2024年 文科
今回取り上げるのは東京大学の過去問です。 ↓解答例はスクロール↓ 難易度★★☆☆☆
三角関数や式の計算の基礎的な能力を問う良問です。⑴は傾きに着目して円の接線の公式と微分係数で立式することにしました。計算する前にグラフを書き、y軸対称になりそうだという予想ができればb=0であることが直ちにわかります。⑵は6分の1公式を活用すると楽に解けます。⑶は方針を立てるのが一見難しいですが、Aがsについての1変数関数であることに注目すると解法が浮かぶかもしれません。ちなみにs=1/√2 (θ=45°)のときに最小値をとることはグラフから直感的に感じ取れると思います。